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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 「色彩が人に当たる心理的影響―高齢者施設における色彩環境の在り方を中心に―」 |
内容 | 近年、高齢者の人口増加に伴い、高齢者施設への入居や利用者が増えている。施設とは介護などを施す場ではあるが、利用者にとっては居住環境であり、家族や職員にとっても大切な生活環境である。また、従来の高齢者施設では主に利便性が優先されてきたが、総人口の多くが高齢者となる現在、高齢者の暮らしやすい環境作りへの意識が日々高まっている。そして、今後の高齢者施設での住環境には利便性や快適性に加えてより高い安全性が求められており、安全色などの色彩調節が必要となるだろう。 こうした超高齢化社会の進展により、高齢者施設や医療施設などの色彩調節のニーズは今後さらに重要性が増す分野として、施設内の色彩環境は心身共に様々な影響を及ぼすものと考えられる。 本論文では、身近な存在である色彩が人の心理に与える影響を基に、どのような色彩が医療や福祉の場において活用できるのか、また、高齢化社会の先進国として施設内だけでなく暮らしにどう関与するべきかを、今後求められる高齢者施設での色彩環境の在り方について事例を用いて提案していく。 |
講評 | 色彩と福祉との融合の可能性にチャレンジした論文である。筆者は、人口の高齢化がますます進むなかで、高齢者施設や医療施設などでの色彩調整のニーズの重要性が増すと主張する。具体的な事例を抱負に取り上げながらの展開は、読者を引きつける。 |
キーワード1 | 色彩 |
キーワード2 | 心理 |
キーワード3 | 高齢者 |
キーワード4 | 施設 |
キーワード5 | 色彩調節 |
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