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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 「アダルトチルドレンが自己を取り戻すための道のり」 |
内容 | 近年、日本では、子どもを保護する動きが盛んである。虐待通告が義務化し、子どもが安心・安全に暮らせる環境を確保するためにも、児童養護施設を始めとした施設入所や里親制度など対応の拡充が求められている。職員の人手不足が叫ばれる今、愛着形成や自己の確立は成長過程において大変重大な役割を果たすことからも、私は保護対処の現状ではなく、子ども達の心理により目を向けた研究をテーマに決めた。たとえ虐待を受けなくとも、自身の感情を押し殺してでも親の期待に順応して生きてきた場合、また家事や兄弟の世話に加え親よりもしっかりせざるを得ない子ども時代を生きてきた場合等、数多くの機能不全家族をもとに、子ども時代の心理的影響を考察する。育つ環境により主体なき成長を遂げた大人たちが自身の意思で人生を全うするため、本研究では“回復”の言葉を用いて解決策を検討していく。 |
講評 | 子ども時代の環境が大人になっても様々な心理的影響を及ぼすという点に着目したものである。親との関係などで「主体なき成長」を強いられた大人達(アダルトチルドレン)が、自分の人生を取り戻すために何が必要かについて、「回復」をキーワードに興味深い論考が展開される。 |
キーワード1 | アダルトチルドレン |
キーワード2 | 家庭 |
キーワード3 | 子ども |
キーワード4 | 機能不全家族 |
キーワード5 | 生きづらさ |
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