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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 地域福祉について考える |
内容 | 「福祉」という言葉に対して、生活に困っていて問題を抱えている人に向けた特別な対応であり、他人事として捉える風潮が日本にはまだある。 しかし、高齢化が急速に進むなかで介護問題が日常化し、また都市部を中心に待機児童問題は年々深刻化している。このように「困っている人」の存在はいまや私たちにとってかけ離れた特別な存在ではなく、いろいろな意味で誰もが困難な状況に陥る可能性があるのだ。 昨今、産業化や都市化、核家族化の進展などと合わさって、過疎・過密問題の顕著化や地域住民の関係希薄化、共同性の崩壊などが問題視されている。 多様化する現代において誰もが自分らしく、住み慣れた地域で暮らしていくことを目指し、福祉専門職や地域住民が協働してその地域の特性に適した取り組みが実践され、今後ますます需要は高まるだろう。 以上のことを踏まえて、事例を含めて。地域福祉の成り立ちや現状、これからの発展について述べていく。 |
講評 | 現代社会において、社会福祉の重要な中心概念となる地域福祉についてその歴史、理念から担い手、さらには今後に向けての提言まで論じたものである。特徴としては地域において発生する様々なコンフリクトの問題に触れているところがあげられる。 |
キーワード1 | 地域 |
キーワード2 | 多様化 |
キーワード3 | 複合多問題 |
キーワード4 | 制度の狭間 |
キーワード5 | 協働 |
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