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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 多様な性の在り方と共生する ―SOGIに関連したハラスメントの観点から― |
内容 | 近年、 日本においてもLGBTsの存在が周知され、理解を深めるための運動も広がりを見せている。 そんなLGBTsに関連した用語に「SOGI(ソジ/Sexual Orientation & Gender Identity)」というものがある。 これは個人の性的指向(性愛の対象となる性別、 条件など)と性自認(自覚している心の性)を表す言葉であり、 LGBTsに分類される人々に限らず全ての人々がその概念に含まれる。 様々な性の在り方の認知が広まる一方で、 SOGIを理由としたハラスメントが後を絶たないこともまた現実である。 性の在り方に関する無意識の偏見は長い時間をかけて私たちの思考や態度に染み付いたものであり、 認識を改めたり意識して配慮したりするのにも長い時間が必要とされるだろう。 それらの偏見はどうして植え付けられてしまうのか、 また、 それらに対してどういった対策ができるのかについて、 私なりの考えを述べていきたい。 |
講評 | まず、SOGIとう概念をはじめ、性の多様な在り方を丁寧に紹介し、SOGIに関係するハラスメントの問題や事例と、そのハラスメントが起きる理由を多角的に検討した。最終章では、「配慮」や「カミングアウト」についての考察が興味深かった。SOGIという概念を中心にしながら、セクシュアリティの在り方と、向き合い方、そして日本の課題についての考察でき、深みのある論文を仕上げられた。 |
キーワード1 | SOGI |
キーワード2 | セクシュアルマイノリティ |
キーワード3 | ハラスメント |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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