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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 今後の国際協力のあり方について ~キャパシティ・ディベロプメント(CD)に着目して~ |
内容 | グローバル化が進む現代において、自国の発展だけでなく、他国、特に途上国の発展は私たちの社会に大きな影響を与える。途上国の発展に貢献する方法の1つとして国際協力が挙げられる。私自身は、国際協力において大切なことは、単なる資金協力ではなく、被援助国の人や組織の可能性に注目してそれを伸ばしていくような援助が必要だと考える。この私の考えに最も近い概念として、近年国際協力の社会において、キャパシティ・ディベロップメントという概念が注目され始めている。この概念を援助に取り入れることで、被援助国のキャパシティが向上し、国の政策や制度の変化につながるなどの成果が生まれている。このような、その国のキャパシティに注目した援助の必要性について、本論文で考察する。 |
講評 | 国際協力に感心をもち、キャパシティ・ディベロプメント(CD)という概念に着目した。まず国際協力の定義と歴史、そして問題点を明らかにした上で、新しい援助の考え方としてCDを紹介した。CDの特徴と従来の援助との比較、そして事例研究を行い、とても丁寧に考察を展開できた。最終章ではソーシャルワークの視点でCDを検討したところを高く評価する。ソーシャルワークのグローバル定義の視点からCDを考え、その共通点を見いだせたことはまさに国際社会福祉の分野への貢献であり、感謝したい。 |
キーワード1 | キャパシティ・ディベロップメント |
キーワード2 | 内発性 |
キーワード3 | 包括的 |
キーワード4 | 国際協力 |
キーワード5 | |
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