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学科 社会福祉学科
年度 2018
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 高齢者の在宅医療における現状と課題 ―デンマークの社会福祉と比較して―
内容  日本で急速に進展している少子高齢化の進展により、住民の意識もより安心・安全で自分らしい療養形態を望むように変化してきている。 自宅で療養して、必要に応じて医療機関を頼りたいと考えている人の数を合わせると、6割以上の国民が自宅での療養を希望しているのに対し、各年の厚生労働省「人口動態統計」によると、この10年をみても、自宅で死亡する割合は12%から13%程度、病院で死亡する割合は8割弱とほぼ横ばいで推移している。 高齢者の人口増加と国民のニーズの背景を受けて厚生労働省は、在宅医療や地域包括ケアの推進に向けて舵を切り出している。本論文では高齢者の在宅医療の推進における課題を考え、福祉大国であるデンマークの高齢者ケアと在宅ケアを海外比較として取り上げる。そして海外比較から見える課題を考え、これからの日本の在宅医療のあり方を展望する。
講評 高齢者の在宅医療をとりあげ、日本の現状と課題を整理し、デンマークの在り方と比較を通して、日本の今後の展望を考察した。最終章にはデンマークの実践から見えた日本の在宅医療の課題を提示できた。デンマークの留学体験と日本の病院での実習とを両方活かした卒論テーマを設定でき、まさに集大成となる卒論を仕上げられた。看護学校に進学する筆者は将来この医療と福祉の連携に貢献すると期待している。
キーワード1 在宅医療
キーワード2 看取り
キーワード3 高齢者
キーワード4 デンマーク
キーワード5  
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