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学科 社会福祉学科
年度 2018
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 社会福祉士の社会における過小評価について ―社会福祉士の評価の妥当性を問う―
内容  近年、 少子高齢化が進み続ける社会において、 社会福祉分野の需要は年々高まっている。 社会福祉分野の専門職として、 介護福祉士、 社会福祉士、 精神保健福祉士の三福祉士がある。 その中でも、 活躍の場が最も多い社会福祉士について、 本論文で取り上げる。
 社会福祉士は、 国家資格であり、 名称独占資格である。 平成元年より資格試験が開始され、 今年で第30回の試験が実施されたが、 社会福祉士登録者数は約23万人である。 一方で、 同年に資格試験が開始された介護福祉士の登録者数は、 約162万人であり、 社会福祉士のおよそ7倍の登録者数である。 文献と資料による調査により、 今日の社会福祉士の現状を明らかにし、 社会福祉士という存在が、 一般的に周知されていないのではないかという仮説を立てた。 社会における評価の妥当性を過小評価という観点から検討し、 最後に、 個人の見解として、 今後の社会福祉士の活用における展望を述べるものである。
講評 社会福祉士の専門性に対する社会的理解や評価がされていないという問題意識からこのテーマに臨んだ。社会福祉士の定義や資格制度を説明し、福祉士の役割、そして給与額を通して見る評価、社会福祉士が周知されない理由を考察し、最後に今後の展望を提示した。特に社会福祉主事制度に対する疑問と、職能団体の課題も考察した。このテーマの文献は少ないなか、厚生労働省の資料を綿密に調べた。本論文は実に明瞭で、批判的なアプローチで社会に投げかる問題提起であり、社会福祉の専門領域への貢献となる力作を仕上げた。
キーワード1 社会福祉士
キーワード2 専門性
キーワード3 評価
キーワード4 名称独占資格
キーワード5  
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