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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 産む権利、産まない権利に関する一考察 ~リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点から~ |
内容 | 本論文では、一般に妊娠、出産をする主体となる、産む主体としての女性の「産む権利、産まない権利」が現在どのように認識されているか、今後どういった展望が期待できるかについて述べる。妊娠、出産をする際に、女性側が負う負担について、出産が、日本の歴史の中で、どういった捉え方をされるものなのか、明らかにする。その上で、90年代に打ち出された「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」とは何か、こうした概念が現代の社会になぜ必要であるか、こうした権利概念が社会の中で機能していくために、どういった手段が考えられるかを検討する。 |
講評 | 女性の生殖に関わる権利に着目した。そもそも、少子化の問題の考察から、国家や社会が女性に生むことを期待することへの疑問を抱き、女性の生き方や権利について問題意識をもった。リプロダクティブ・ヘルス/ライツという概念を紹介し、その視点の必要性を力強く打ち出した論文を仕上げた。「女性の社会進出」が少子化の原因とされる昨今、リプロダクティブ・ライツの視点をもっと発信する必要性を痛感する。このテーマを取り上げ、論文にまとめられたことを評価したい。 |
キーワード1 | リプロダクティブ・ヘルス/ライツ |
キーワード2 | 権利 |
キーワード3 | 女性 |
キーワード4 | 妊娠 |
キーワード5 | 出産 |
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