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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 日本の災害弱者へのあるべき体制とは ~外国人に対する予防・ケアの仕組みを中心として~ |
内容 | 日本は多くの災害が毎年発生しており、その結果多くの人たちが犠牲となっている。そうした犠牲者を減らすため、災害大国日本では災害に対してどのような予防などの取り組みがされているのか。また一方で日本には多くの外国人が住んでおり、今後大阪万博、東京オリンピック開催に伴って多くの外国人が日本に訪れることが予想されており、政府も受け入れに積極的な姿勢を示している。そんな中、災害大国日本では、災害時に日本人だけではなく外国人に対しても予防・ケアの仕組みは整っているのだろうか。 本論文ではそうした疑問を検証していくために、日本の災害の特徴を調べ、そのうえでどのような取り組みをしているのか考察した。そして、海外の支援体制と比較して、日本の災害支援のあるべき体制を考え、海外の支援体制から見える外国人への支援方法を検証した。今後日本が目指すべき体制を多方向から考察し、方向性を検討した。 |
講評 | 日本の災害弱者として外国人に着目し、予防対策に何が必要なのかを検討した。日本の災害の特徴や被害状況を丁寧に検証し、国際比較として台湾、インドネシアとイタリアの災害支援体制を紹介した。最後に日本における外国人が災害時に抱える課題を整理し、その支援体制について考察した。国際比較を通して日本が外国人への支援に参考にできる点など、今後さらに深められるテーマであろう。将来国際消防救助隊を目指す筆者には、今回の研究で得た知識を救助の実践で活かしてくれるだろうと期待している。 |
キーワード1 | 災害弱者 |
キーワード2 | 外国人 |
キーワード3 | 国際社会福祉 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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