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学科 社会福祉学科
年度 2018
ゼミ名 山田 裕子
タイトル 高齢者分野における音楽活動
内容 日本は、超高齢社会に突入しているが、65歳以上という高齢者の定義に疑問が抱かれるほどに、現在の高齢者は活動的な人も多い。しかし、平均寿命に比べ健康寿命の伸びは小さく、高齢者の運動の機会や生きがいを得られる場が求められている。音楽は、情動への働きかけや、運動を促す働きがあり、これらの特性が用いられているのが音楽療法である。高齢者領域では、認知症の進行を遅らせる効果があるとして注目されつつあるが、日本での普及には課題も多い。「治療」目的をもつ音楽療法に対し、音楽レクリエーションは「楽しむ」ことが最大の目的であり、対象者も患者に限定されないため、高齢者分野においては汎用性があると考えられる。また、「音楽ボランティア協会・赤とんぼ」の活動事例からは、音楽ボランティアの可能性を見出すことができた。音楽ボランティアの質の向上と、音楽療法の効果の実証によって、今後さらに高齢者領域で音楽活用の場が広がることを期待する。
講評 著者は、超高齢者社会において、高齢者の健康寿命を増進させる方法に関心を持ち、最初は音楽療法に焦点を当てて書き始めました。ところが音楽療法がこれほど多くの人に好意を持って受けとめられているにもかかわらず、その効果のエビデンスが不十分なため音楽療法士は国家資格になり得ず、民間資格で費用も高い。そのため症例も集まりにくいという悪循環があり、それならばより健康な高齢者も多いこの超高齢社会には、厳密さがそれ程求められず、汎用も広い音楽レクリエーションには、音楽ボランティア活動を高齢者自身が担う可能性もあり、存在意義のあることを丁寧にきちんと示しました。
キーワード1 高齢者
キーワード2 音楽療法
キーワード3 音楽レクリエーション
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