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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 山田 裕子 |
タイトル | 韓国の高齢化と高齢者の社会保障と生活保障 |
内容 | いまや韓国の電子機器や自動車は、売り上げや知名度で日本の製品をも上回るものも多々あり、世界を圧巻している。韓国は経済的に多く躍進した先進国の中の一つの国だ。しかし日本より速く進むであろう高齢化や急激な発展によってうまれたほかの先進国よりも多くの課題を抱え込んだ。少子高齢化、貧困問題、社会保障制度の未整備など韓国が直面する問題に対して、これまでにどういった対策をとりいかなる結果をもたらしどんな課題が出できたのか。日本の高齢者問題や少子化にも触れながら、この論文では第一章で韓国の高齢者の高齢化事情と貧困、第2章では韓国の少子高齢化の特徴と対策について触れ、韓国の高齢化の実態と社会保障について把握し、政府対策の対策や今後への理解を深めることを目指した。 |
講評 | 著者は、ついお隣の韓国に日頃から関心を持っておりこの論文で、特に高齢者の社会保障について、調査しました。高齢化率は未だ日本の半分ぐらいだが、その上昇率が日本よりも急速であり、年金制度の整備が遅れたことで、韓国の高齢者の多くが、国家の著しい繁栄にもかかわらず、経済的、精神的に苦しい生活を送り、自殺率もOECD諸国の中でも高い。20世紀の終わりごろまで堅固に保たれていた儒教主義が、急速に衰退し、出生率も急速に激減し、家族が大きく変容しているという日本と共通するところもありながら、移民受け入れを少子化対策とし、ワークライフバランスが文在寅政権で強調されている。 |
キーワード1 | 韓国 |
キーワード2 | 少子高齢化 |
キーワード3 | 高齢者の格差と貧困 |
キーワード4 | 年金 |
キーワード5 | 高齢者の自殺 |
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