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学科 社会福祉学科
年度 2018
ゼミ名 永田 祐
タイトル 企業とNPOの協働
内容  近年、世界中で資本主義の有効性が問われている。資本主義の暴走はリーマンショックという形で、世界経済の破綻を招いた。同時に資本主義の担い手でもある営利企業のあり方についても多くの議論がなされている。また、環境の変化とともにあらゆる分野で社会問題が多発している。そんな社会課題の解決に乗り出している企業も少なくはない。特に、マイケル・ポーター教授が提唱しているCSVは企業の社会貢献活動に革命を起こしている。本論文では、CSVの正体について明らかにしながら、営利企業の社会貢献活動とNPOの社会貢献活動を比較し、それぞれの課題や限界点を明らかにする。その上で、環境の変化に伴う社会問題を取り除くために営利企業がどのように参画していけるのかということを考えていく。最後に企業のCSVとNPOの活動を協働させることで、持続的に営利企業が社会貢献活動に関わっていける道筋を模索していきたいと思う。
講評 企業とNPOが協働することで生み出す新しい社会的価値についてまとめました。働くということは、社会に貢献すること。社会に必要とされる製品を作り出すということは、突き詰めれば社会的価値を生み出すことですが、それが明示化され、社会問題を解決する原動力になり得るということを学びました。是非企業の現場で「新しい社会的価値」を作り出してください。期待しています。
キーワード1 CSV
キーワード2 協働
キーワード3 営利企業
キーワード4 資本主義
キーワード5  
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