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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 高齢者とペットの共生社会~大切な家族と共に生きる~ |
内容 | 近年高齢支援の新たな担い手として、動物が挙げられている。その中でもペットは高齢者の心身に様々な効果をもたらし、地域社会との潤滑油にもなりうる。また、一人暮らし高齢者のかけがえのない家族として高齢者に寄り添い、生きがいにもなっている。その一方で、深刻なペットロスや飼い主の高齢化による飼育放棄、ペットを優先して病院や施設入所を拒否する等の課題もある。私は、多様な高齢者支援の一端としてペットと入所出来る施設や病院が増える事を提案した。動物は飼い主だけでなく施設の職員にも良い効果をもたらす。何より、家族であるペットと離れない、当たり前の生活を続けることが出来る。しかし、金銭面の支援や高齢者がペットを飼育することの理解が不十分だ。これは、自宅飼育支援においても同様であり、これから共に生きる社会にするためにはまず、高齢者とペットの連携や、ペット動物がもたらす効果など理解促進が重要であると結論付けた。 |
講評 | さまざまな社会問題に関心を寄せ、卒業論文ではその中から高齢者とペットの問題を選びました。日本では、ペットとの絆は軽視されがちで、ほとんど先行研究がない中で難しかったと思いますが、よく頑張りました。様々な生活のしづらさをかかえる人の問題に思いをはせることができる視点をこれからも持ち続けてほしいと思います。卒業後もさらなる活躍を期待しています。 |
キーワード1 | ペット動物 |
キーワード2 | 家族 |
キーワード3 | ペットロス |
キーワード4 | 飼育放棄 |
キーワード5 | 施設入所 |
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