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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2018 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 障害者差別と福祉教育―福祉教育を軸に障害者理解を広めるためには― |
内容 | 近年、日本では障害者の人権を否定する事件が起きている。同じ人間であるにもかかわらず、障害者に対して優生思想を持ち、最悪の場合には殺害にまで至ってしまうのは何故なのか。この根本的なところに存在する優生思想に焦点を当て、障害理解が正しくされるための福祉教育について考えていく。福祉教育についての先行研究はいくつか存在するものの、確かな実績が得られるものは未だに無いのが現状である。また、効果を測りにくいという点や「福祉」と「教育」という2つの研究分野を横断しているという点において、研究が進みにくいということが考えられる。本論文では、福祉教育の現状について振り返り、障害者理解に有効な福祉教育やこれまでの枠にとらわれない新たな形の福祉教育の可能性について考えた。障害者理解のための絶対的な福祉教育を提案することは出来なかったが、福祉教育は必要不可欠であるという結論に至った。 |
講評 | 障害のある方の課題を自分の問題として捉えながら一貫して取り組んできましたね。そのことが、単純な「福祉教育」の礼賛ではない奥行きのある論文につながったと思います。実習やゼミの活動もいつも真面目に取り組み、他の学生の手本になってくれました。卒業後もさらなる活躍を願っています。 |
キーワード1 | 障害者理解 |
キーワード2 | 福祉教育 |
キーワード3 | 障害者差別 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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