詳細 | |
---|---|
学科 | 社会学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 関西圏の若者の就業地の選択 |
内容 | 本論では人口減少の続く大阪府をはじめとする関西圏に焦点を当て、どのようにすれば関西圏への定住が促進されるかについて考察を行った。考察を行うにあたり、これからの将来を担う関西圏の若者に自身の就業地選択をどのように行ったのかについてインタビュー調査を行った。 その結果、自身の生まれ育った地域より都会にて生活することを志向し、東京などの首都圏で新生活を始める若者が多いことが分かった。しかしその一方で、半数のインタビュー対象者が将来的な地元へのUターンを希望していることが明らかとなった。 本論では潜在的な地元へのUターン希望者に着目し、地方の定住を促進するための鍵として「勤務地限定社員」という働き方を挙げた。この新たな働き方を企業が促進するとともに、学生と企業との架け橋となる大学による、学生への情報の周知が今後の勤務地限定社員の広がりを担うとした。 |
講評 | 今年度はゼミ全体のラストスパートが効いて力作が多かったのは評価できる。 ただし、先行研究の探索や質的量的調査をひととおり行なって議論しているのは良いが、自分のまわりの年齢・地域・階層に偏った議論になりがちなのは反省点である。 あらためて、いまの学生はインターネット・ネイティヴであり、その外側に視野を広げることの難しさを感じる。 卒業後も、古今の古典に親しみ、あるいは海外に旅をして学ぶことの重要性をかみしめて欲しいと思う。 |
キーワード1 | 関西圏 |
キーワード2 | 就職活動 |
キーワード3 | 働き方 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |