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学科 | 社会学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | インターネットと便利な社会 |
内容 | 本論文では「本当に便利な社会」とは何なのかと言ったことを、現代に欠かせないツールであるインターネットを通じて考察した。インターネットの発達によって現代は非常に便利な社会になった一方で、新たな社会問題も発生している。その要因は、私たちの「インターネットに潜む脅威」に対する認識の甘さにあるのではないかと考えた。 筆者は「便利と脅威」、「現実社会とインターネット社会」は表裏一体の孝造をなしているということを正しく理解するべきであると考えている。そこでインターネットの大きな役割である、「情報検索」と「コミュニケーション」に関する人々の意識を調査することで問題発生の原因を考察し、イノベーションが加速する現代において、今後私たちはインターネットとどのように向き合うべきなのか、そして、本当に意味での便利な社会を実現するためにどのような意識を持つべきなのかと言ったことに関して論じている。 |
講評 | 今年度はゼミ全体のラストスパートが効いて力作が多かったのは評価できる。 ただし、先行研究の探索や質的量的調査をひととおり行なって議論しているのは良いが、自分のまわりの年齢・地域・階層に偏った議論になりがちなのは反省点である。 あらためて、いまの学生はインターネット・ネイティヴであり、その外側に視野を広げることの難しさを感じる。 卒業後も、古今の古典に親しみ、あるいは海外に旅をして学ぶことの重要性をかみしめて欲しいと思う。 |
キーワード1 | インターネット |
キーワード2 | 便利な社会 |
キーワード3 | 表裏一体構造 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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