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学科 | 社会学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 日本の就職活動 -新卒一括採用と通年採用- |
内容 | 大学生の誰もが経験することになる就職活動。現在行われている就職活動は今、転換期を迎えている。新卒一括採用から通年採用への移行である。この卒業論文では、この二つの採用方法を比べ、日本の今後の就職活動の在り方を私なりに研究している。新卒一括採用とはどのようにして生まれたのか、なぜここまで日本の採用システムに根付いてきたのかをまず述べている。新卒一括採用のメリット、デメリットをまとめ、次に通年採用に入る。 新卒一括採用は日本独特の採用方法であり、世界の国々は通年採用が主流である。最初に欧米やアジアから先進国と発展途上国を合わせて5か国選び、それぞれの通年採用の特徴や共通点を導き出した。その上で、通年採用のメリット、デメリットをまとめ、日本に通年採用を当てはめることが出来るのか考えている。最後に、就職活動が転換期を迎えている中で、企業は学生に何を求めているのか、学生はどのように就職活動に向き合っていけばよいのか、をまとめている。 |
講評 | 今年度はゼミ全体のラストスパートが効いて力作が多かったのは評価できる。 ただし、先行研究の探索や質的量的調査をひととおり行なって議論しているのは良いが、自分のまわりの年齢・地域・階層に偏った議論になりがちなのは反省点である。 あらためて、いまの学生はインターネット・ネイティヴであり、その外側に視野を広げることの難しさを感じる。 卒業後も、古今の古典に親しみ、あるいは海外に旅をして学ぶことの重要性をかみしめて欲しいと思う。 |
キーワード1 | 就職活動 |
キーワード2 | 新卒一括採用 |
キーワード3 | 通年採用 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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