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学科 | 社会学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 若者の海外旅行に対する意識変化 ?同志社大学生の生活から見えてくる実態? |
内容 | 近年、日本の若者が海外旅行に魅力を感じなくなっているという情報を耳にするが、本当に日本の若者は本当に海外に関心がないのかという点について、同志社大学の学生を対象としたアンケート結果を分析し考察を行った。 大学生の9割が海外に関心はあるという結果が明らかとなったが、実際にお金を使う優先順位として、「旅行」は著しく低かったため、他に魅力を感じている趣味などがあることが分かった。大学生は時間があるという固定概念を持っている人は多いと思われるが、部活やサークル活動、また就職活動といった大学生活のイベントが多く、なかなか長期の休みを取ることが難しそうであった。 そんな中、海外旅行に行っている人は、幼少期から海外に行った経験がある人が多いという傾向がみられた。グローバル社会といわれる現在、より多くの他国の文化や価値観を受け入れていく必要があるため、さらに若者の海外旅行を推進いくべきなのではないかと感じた。 |
講評 | 今年度はゼミ全体のラストスパートが効いて力作が多かったのは評価できる。 ただし、先行研究の探索や質的量的調査をひととおり行なって議論しているのは良いが、自分のまわりの年齢・地域・階層に偏った議論になりがちなのは反省点である。 あらためて、いまの学生はインターネット・ネイティヴであり、その外側に視野を広げることの難しさを感じる。 卒業後も、古今の古典に親しみ、あるいは海外に旅をして学ぶことの重要性をかみしめて欲しいと思う。 |
キーワード1 | 若者 |
キーワード2 | 海外旅行 |
キーワード3 | 大学の学生生活 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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