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学科 | 社会学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 働く女性に優しい会社とは |
内容 | 就職を間近に控え、「働く女性」というテーマに興味を持った。そこで、働く女性にとって優しい社会とはどのような社会なのかを考える。近年、女性活躍を推進する企業が増加し各企業、様々な取り組みに力を入れている。その中でも、2014年に行われ世間に賛否両論を巻き起こした「資生堂ショック」と呼ばれる資生堂の取り組みに着目した。また、身の回りの女性にアンケートを実施し、働くことに対する意識を調査した。その結果、結婚・出産しても働き続けたいと答えた女性は過半数で、さらに母親が正社員である女性は仕事に対して積極的であるという結果が出た。 また、働く女性の幸福度が専業主婦より低く、さらに子どもを持つ女性では最も低くなっていることがわかった。そこで、働く女性の子育ての負担を軽減することが必要不可欠であると考えた。もちろん、子育ては女性だけの問題ではなく夫のサポートがあってこそである。女性だけでなく男性に焦点をあてた優しい会社をつくることで、それが男性の女性へのサポートにつながり結果的に女性が働きやすく、仕事を続けやすい環境につながる。したがって、男性の子育て支援制度をさらに強化することが必要であると考えられる。 |
講評 | 今年度はゼミ全体のラストスパートが効いて力作が多かったのは評価できる。 ただし、先行研究の探索や質的量的調査をひととおり行なって議論しているのは良いが、自分のまわりの年齢・地域・階層に偏った議論になりがちなのは反省点である。 あらためて、いまの学生はインターネット・ネイティヴであり、その外側に視野を広げることの難しさを感じる。 卒業後も、古今の古典に親しみ、あるいは海外に旅をして学ぶことの重要性をかみしめて欲しいと思う。 |
キーワード1 | 働く女性 |
キーワード2 | 女性活躍推進 |
キーワード3 | 子育て支援 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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