詳細 | |
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学科 | 社会学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 勉強しない大学生と企業のミスマッチ |
内容 | 私は現在就職活動を終えた大学4年生である。私の就職活動を振り返り、現代の就職活動は正解の見えない曖昧なものであると思った。就職活動は多種多様であり、何が基準で採用されているか全くわからない。優秀な学生を取るために企業は学力を見たり、課外活動を重要視したり、独自でテストを行ったりと様々である。日本の学生が大学生活を有意義に過ごし、企業が欲しい人材を取るためには何を改善していかなければならないのかを考えていきたい。 ここで問題視されることが、学校教育、学生、企業の相関関係である。現代の3者は、学生は学ぶ気が無い。学校教育は学ぶ気の無い学生をそのままにしている。そして企業は本来使うべきである学校の成績をあてにせず、企業独自で採用活動を行っているということが挙げられる。この負の連鎖を改善するためには、どこかひとつを紐解く必要がある。そこで私は学校教育に着目し、学校の試験を「思考能力」を図るものとすることで学生の学びをより深いものにさせて、企業の採用の指針として示すことのできるようにするべきだと考える。 |
講評 | 今年度はゼミ全体のラストスパートが効いて力作が多かったのは評価できる。 ただし、先行研究の探索や質的量的調査をひととおり行なって議論しているのは良いが、自分のまわりの年齢・地域・階層に偏った議論になりがちなのは反省点である。 あらためて、いまの学生はインターネット・ネイティヴであり、その外側に視野を広げることの難しさを感じる。 卒業後も、古今の古典に親しみ、あるいは海外に旅をして学ぶことの重要性をかみしめて欲しいと思う。 |
キーワード1 | 就職活動 |
キーワード2 | 教育 |
キーワード3 | 大学 |
キーワード4 | 学生生活 |
キーワード5 | |
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