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学科 | 社会学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 若者の恋愛離れについて |
内容 | 若者の恋愛離れが進んでおり、未婚化や晩婚化にも繋がりうる深刻な問題とされている。恋愛離れの原因は、ネットやSNSの発展による趣味の多様化・親子関係の密接化・草食系男子の増加・バブル崩壊など、様々なものが挙げられる。このように、恋愛離れは社会的な要因によって引き起こされている。そして恋愛離れは個人の趣向の変化にも影響をもたらした。純愛ラブストーリーを描いた恋愛ドラマよりも、恋愛リアリティ番組を好む若者が増加している。「どうせ恋愛なんて上手くいかない」「恋愛はきらきらしたものではない」と感じる人が多いように感じる。 しかし、その一方で相席屋や婚活イベントなどの新しい出会いの場が増加しているのも事実だ。更に、SNSによるマッチングアプリなどを利用して新しい異性と出会う若者も多い。 若者は恋愛から遠ざかっているとよく言われるが、結婚願望を持つ若者がほとんどであり、新しい出会いのツールを利用する若者も増加している為、若者の恋愛離れというよりも、恋愛の多様化の時代といえるのではないか。 |
講評 | 今年度はゼミ全体のラストスパートが効いて力作が多かったのは評価できる。 ただし、先行研究の探索や質的量的調査をひととおり行なって議論しているのは良いが、自分のまわりの年齢・地域・階層に偏った議論になりがちなのは反省点である。 あらためて、いまの学生はインターネット・ネイティヴであり、その外側に視野を広げることの難しさを感じる。 卒業後も、古今の古典に親しみ、あるいは海外に旅をして学ぶことの重要性をかみしめて欲しいと思う。 |
キーワード1 | 若者 |
キーワード2 | 恋愛 |
キーワード3 | 結婚 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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