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学科 社会学科
年度 2019
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル なぜ若者に高級コスメが売れるのか
内容  様々な意味を持つようになった現代の化粧の為に使う商品も多種多様であり、安い物でも品質の良い物が多くなってきた。しかし、収入の少ない学生の中でも高級ブランドが出す、価格の高いデパコスが流行っているという。そこには、デパコスならではのブランド価値やサービスなどの付加価値の他に、化粧行動の若年化や、SNSの発展による消費行動の変化などの社会的な要因もそれらの背景にあると考えられる。
 プロからの唯一無二の接客を受けられる点などに加え、使い勝手や使用感だけでなく、洗練されたブランドイメージに一貫した商品パッケージなどの見た目も華やかな商品に惹かれる女子大生が多い。SNSの流行によって多くの情報が得られるようになり、価格からコンセプトまで様々な商品の中からコスメを選べるようになったいま、女子大生はどういった意識で化粧品を見ているのかを調べてみた。
講評  今年度はゼミ全体のラストスパートが効いて力作が多かったのは評価できる。
 ただし、先行研究の探索や質的量的調査をひととおり行なって議論しているのは良いが、自分のまわりの年齢・地域・階層に偏った議論になりがちなのは反省点である。
 あらためて、いまの学生はインターネット・ネイティヴであり、その外側に視野を広げることの難しさを感じる。
 卒業後も、古今の古典に親しみ、あるいは海外に旅をして学ぶことの重要性をかみしめて欲しいと思う。
キーワード1 高級コスメの付加価値
キーワード2 化粧行動の若年化
キーワード3 SNSの発展による若者の消費行動の変化
キーワード4  
キーワード5  
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