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学科 | 社会学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 轡田 竜蔵 |
タイトル | 若者の海外留学経験に関する考察 |
内容 | 本論文では若者の海外留学経験についてグローバル人材との関連を論じている。近年進んでいるグローバル化とそれにあたって重要視されるようになった「グロ-バル人材」にはどのような要素が含まれているのか、また、官公庁や教育機関ではどのような取り組みがなされているのか考察する。3 人の海外留学経験者と 1 人の海外留学未経験で、バックパッカーを趣味としている大学生の計 4 名にインタビュー調査を行い、海外での生活や体験を通じて感じたことや得られたものなどについて聞き取り、海外滞在の形態や期間によりグローバル人材育成へどう繋がっていくのかを考察した。結論として、形態や期間により身につく能力や生じる変化は異なり、グローバル人材の育成に関して明確に優劣がつくことはなかった。コストや自分が身につけたい要素に応じて適切な選択をすることで、自身が目指す姿へのアプローチは可能であり、留学とキャリアのギャップをどのように埋めていくのかが課題となるだろう。 |
講評 | 大学教育あるいは産業界で言われる「グローバル人材」言説と、昨今の若者の海外留学への関心にギャップがあることに注目し、それを明らかにするために、留学関連雑誌のメディア分析を行うととともに、海外に留学したことのある現役大学生にインタビューを実施し、そこから議論を組み立てている。大卒後のキャリアとは区別し、自身の海外経験を評価する事例が目立っていることについて、インタビューデータからきちんと分析している点は評価できる。ただ、既に先行研究で指摘されているような事実の後追いにとどまらず、新しい知見を生み出していくためには、海外留学研究の論点整理が必要である。本論文でも言及されているキャリア体験やボランティア等の新しい留学関連プログラムの方向性を掘り下げるなど、リサーチクエスチョンの明確な設定が必要だろう。 |
キーワード1 | 留学 |
キーワード2 | グローバル人材 |
キーワード3 | 海外経験 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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