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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 中村 百合子 |
タイトル | デジタルデバイドとその親子間の再生産に関する研究 |
内容 | 本論文では,デジタルデバイドの親子間の再生産について検証した。現代のデジタルデバイドの要因は年齢,性別,地域,所得などさまざまあるが,その根本には親のパソコンに対する意識が関係しているのではないかと考えた。つまり,そのパソコンに対する意識が子供に伝わり,親と同様の捉え方をすることによって再生産が起こり,そしてデジタルデバイドがより一層大きくなるのではないかと考えたのである。そこで,兵庫県のある情報過疎地域の中学生とその親に質問紙調査を行い,63組の回答を得た。その得られた回答を集計した結果,親子間の再生産の可能性が見られたものの,学校教育も子供の回答に大きな影響を与えているように思われ,親の教育と学校教育の両方の影響が明らかになった。そういった意味でも今回の研究で「教育」の重要性を再認識した。 |
講評 | 2009年3月卒業見込み生の私のゼミにおける卒業論文執筆は,例年以上に,指導者としてのペースメーキングの重要性を感じるものとなりました。長い,学術的な文章を書くのがはじめてだったからでしょうが,提出2週間前くらいになって楽しくなってきたり要領がわかってきたりして,結局,もう少し時間があれば,という段階で提出した学生さんが多かったように思います。ただ,全員が,最終的にはそれぞれに納得のいくテーマを選んで書きとおすことができて,それはとてもよかったと思っています。 |
キーワード1 | デジタルデバイド |
キーワード2 | 再生産 |
キーワード3 | 親子 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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