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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 中村 百合子 |
タイトル | 複合施設の意義及び有用性 -複合施設内の公共図書館における調査から- |
内容 | 近年,複数施設を同一建築又は敷地に置く「複合施設」が増加している。複合施設は用地取得が容易であるといったメリットが多いため,運営者側がすすんで設置していると考えられる。しかし,利用者の中には利便性を感じていない人もいるのではないだろうか。実態を探るべく,大阪府豊中市内の複合施設内の公共図書館で利用者への質問紙調査と館長へのインタビュー調査を行った。調査から,複合施設利用者の多数が施設内の複数施設を平行利用しており,利便性を感じている一方で,一部の利用者が利便性を感じておらず,施設に満足している人も不便に感じている点があることが明らかになった。また,インタビュー調査では,複合施設内の施設間,また地域との連携が行われていることが指摘された。最後に,利用者の需要と運営者の供給との最大限の一致を図ることのできるような複合施設のあり方と,地域のコミュニティ・センターとしての可能性について考察した。 |
講評 | 2009年3月卒業見込み生の私のゼミにおける卒業論文執筆は,例年以上に,指導者としてのペースメーキングの重要性を感じるものとなりました。長い,学術的な文章を書くのがはじめてだったからでしょうが,提出2週間前くらいになって楽しくなってきたり要領がわかってきたりして,結局,もう少し時間があれば,という段階で提出した学生さんが多かったように思います。ただ,全員が,最終的にはそれぞれに納得のいくテーマを選んで書きとおすことができて,それはとてもよかったと思っています。 |
キーワード1 | 複合施設 |
キーワード2 | 公共図書館 |
キーワード3 | コミュニティ・センター |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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