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学科 社会学科
年度 2019
ゼミ名 尾嶋 史章
タイトル 音楽と若者文化
内容  現在、飲食店や街中といった至る所で音楽が溢れている。常に音楽に触れる現代において、音楽と人との関係は密接であると考える。そこで、いつの時代においても音楽文化の中心にいる若者にスポットを当て、若者と音楽の関係について考えた。70年代や80年代は政治と音楽は深く関わっていた。現在でも、政治と関わりの強いヒップホップやレゲエといったアンダーグラウンドミュージックは人気であるが、政治との関わりは無くなってきている。そこには、現代は裕福であり、社会に対して不満を抱かなくなり、昔の若者ほど社会に対して主張する必要性が薄れたことに原因があると考える。しかし、現在また社会への不信感が増してきて、その流れは変化してきた。今後、以前のように政治と音楽の関係はより一層色濃くなるであろう。
講評 若者の音楽文化と政治との関係について、検討した論考である。かつてはアンダーグランドミュージックが反体制の政治運動とリンクしていたことを踏まえて、近年のアンダーグラウンドミュージックが政治と結びつかない理由が検討された。もともと音楽は政治的態度にどういう形でかかわっていたのか、この点を踏まえて検討すると、現状がよく理解できたのではないだろうか。
キーワード1 「音楽化する社会」
キーワード2 アンダーグラウンドミュージック
キーワード3 若者文化
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