詳細 | |
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学科 | 社会学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | ひとり親家庭で育った子どもの声 |
内容 | 私がこのテーマを選んだ理由としては、自身が母子家庭で育った事が大きい。母との2人暮らしは12年目になるが、その生活に悲観した事も愛情が不足していると感じた事もない。しかし、人に離婚家庭だと話す度に「ひとり親家庭=かわいそう」という認識が一般的なのだと強く感じていた。実際にひとり親家庭は、両親が揃っている家庭よりも大変な面もある。これらの、親が抱える問題については、今までにも文献や論文などで多くの議論が行われている。ところが、その家庭で共に生活する子どもが抱える悩みや不安には、あまりスポットが当てられていない。そのため、「親が抱える問題=子どもが抱える問題」と捉えられてしまい、子どもの意見は聞かれないまま「ひとり親の子は自己肯定感が低い」「生活が大変でかわいそう」などというイメージばかりが膨らむのだ。しかし、果たして本当にそうなのだろうか。その点をインタビュー調査で検討した。 |
講評 | ひとり親の子どもはかわいそうだ、という一面的な見方に対して、その実態は多様であり、その多様性と子ども自身が抱える問題自体をインタビューから明らかにしようと試みた論文である。インタビュー自体の内容は興味深いが、その内容と元々のテーマとのずれが生じている。その部分を整理すれば論文としての筋が通る。 |
キーワード1 | ひとり親家庭 |
キーワード2 | 母子家庭 |
キーワード3 | 父子家庭 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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