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学科 社会福祉学科
年度 2019
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル コンパクトシティ政策と連携した空き家対策
内容  小子高齢化の進む今日の日本において、様々な 社会問題が浮かび上がってきている。その中の一つが、空き家問題である。全国の空き家の戸数は一貫して増加し続けており、今後も増加するのではないかと考えられている。これらを放置していると景観を損なうことや、老朽化による倒壊などを引き起こすことにつながるため早めの対策が必要となる。しかし、このような現状において、一軒一軒空き家の対処にまわっているだけでは、空き家の増加数に間に合わず、到底対処することは難しい。そこで、拡大した市街地を中心部に誘導し、高密度な町を形成する「コンパクトシティ政策」を空き家問題の対策として活用することを考えた。本論文では実際にコンパクトシティ政策が行われている地域の事例を見ていき、再利用が推奨される空き家、再利用の難しい空き屋と空き家の中身を更に分類することによって、自治体は、空き家へのアプローチがより容易になる。買い手が空き家の用途に合った選択が可能となるなどの利点が生まれるのではないかについて考察していく。
講評 少子高齢化とともに深刻化しつつある空き家問題にコンパクトシティ政策を援用して対応できるのではないかと考察した論文である.フランスや日本のコンパクトシティ政策の例を探り,空き家の「細分化」が一つの解決策になるのではないかという結論が参考になる.
キーワード1 空き家問題
キーワード2 コンパクトシティ政策
キーワード3 中古市場の活性
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