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学科 社会福祉学科
年度 2019
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル 子供の貧困が見えないとか言われちゃうワケ
内容  最近、ひとり親世帯の急増などで、時たま、取り上げられるようになった子どもの貧困。しかし、その当事者が急増していると学者などが言うのに対して、『よくわからない、なにがまずいの?』という声をしばしば聞く。いったい、なぜこの話題は、連日入ニュースで取り上げられるほどの注目度に欠けるのか。その理由を学者がよくやるような数字や既存の法律など、制度的な血の気のないひも解き方ではなく、当事者の生の声を取り上げることから当事者視点で生々しく解体することを目指した。そして親の離婚等による子供にとって不可抗力的な要因があることを前提としたうえで、貧困を取り囲む虐待やネグレクト、学力低下の背景などにもフォーカスしたうえで、当事者視点で取り上げる利点や、当事者のエモーショナルな声を取り上げずにからくりだけを吸う是で取り上げる風潮に疑問を喚起することも念頭に置いて今回の論考を書いた。
講評 子どもの貧困に対して「当事者の生の声を取り上げ当事者視点で生々しく解体することを目指した」論文である.第4章のタイトル「なぜ,俯瞰的視点に説得力がないわけ」が示しているように,いわゆる学者視点の研究のあり方を厳しく糾弾,批判する「告発」の論文である.
キーワード1 子供の貧困
キーワード2 当事者の声
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