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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 幼老統合ケアの効果と可能性~幼老統合ケアとごちゃまぜ福祉~ |
内容 | 介護福祉士資格取得を目指し老人ホームで実習をする外国人留学生を前に、童歌をうたう利用者と、童歌が分からずにぼんやりとした反応をみせる実習生。筆者がその場に参加し、共に童歌をうたうと利用者は涙を流して喜んだ。少子高齢化は止まることなく進む。今後更に増加する高齢者をだれが支援していくのか、全てを外国人労働者やロボット、AIに任せることはできない。本稿は、時代の変化に伴い、世代間交流の希薄化が顕著になる現代で、需要の高まる保育施設と高齢者施設の複合施設に注目し、統合ケアは今後更に増加する高齢者の介護従事者不足を解決するための一端を担うことができるのではないかという期待の主張とともに、より有効的な複合施設の運営方法を明らかにすることを目的とする。幼老統合ケアの可能性を考えるとともに、更に発展した“ごちゃまぜ福祉”についても触れ、地域共生を掲げる現代に適した複合施設での統合ケアについて論じる。 |
講評 | 「幼老統合ケアの効果と可能性―幼老統合ケアとごちゃまぜ福祉―」:世代間交流が希薄な現代において、保育と高齢者介護との複合施設に着目し、その意義や可能性を論じたものである。「地域共生社会」「ごちゃまぜ福祉」の実現に向けた統合ケアのあり方が示されるなかで、筆者自身の現場での経験を踏まえた論考は説得力に富む。 |
キーワード1 | 幼老統合ケア |
キーワード2 | 世代間交流 |
キーワード3 | 地域共生 |
キーワード4 | 複合施設 |
キーワード5 | ごちゃまぜ福祉 |
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