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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 外国人労働者の人権被害と多文化共生のあり方 _ドイツの外国人支援政策から考える_ |
内容 | 本研究の目的は、日本に働きに来た外国人労働者の人権被害を問題視し、その問題解決の手がかりとしてドイツの外国人労働者に関連する支援内容を分析し、考察することである。2018年政府が日本の少子高齢化による労働者不足などで「外国人材の受け入れ拡大」を捉えたことをきっかけに今後も増加すると見込められている。しかし政府が持つ外国人雇用の理想とは異なるであろう、労働者を不当に扱う問題が次々と発覚されている。日本人との待遇が異なることから外国人労働者=安い労働力という認識を変えなければならない。そのために、社会全般的に異なるからこそ形成される多様性について認知し、互いが持っている独自性を大事にする態度を前提とする必要がある。多民族・多文化社会になっていることの意味を確認し、そのうえで移民・難民・外国人労働者との違いや外国人との「共生」について望ましいあり方を模索する。 |
講評 | 外国人労働者の人権と多文化共生のあるべき姿について、日本の課題をドイツと比較することを通して考察した.この論文の特徴としては、様々な事例を紹介したことにある.多文化共生の実現には何よりも、「相手を理解しようとする想い」そして「外国人と共に暮らす」という視点が重要なのではないか.その共生の価値観に基づく政策や支援も求められている.二つの文化のアイデンティティをもっている筆者の強みは他者への理解力であることを感じさせた. |
キーワード1 | ドイツ |
キーワード2 | 外国人労働者 |
キーワード3 | 多文化共生 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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