| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 社会福祉学科 |
| 年度 | 2019 |
| ゼミ名 | 野村 裕美 |
| タイトル | 家庭養護を必要とする子どもの現状と今後の課題 |
| 内容 | 本論文は,「なぜ日本は家庭養護への委託率が増加しないのか」という問いに対して「家庭養護に対する認知度,理解度の低さ,里親家族の暮らしにくさ,メディアなどから得るマイナスのイメージが大きいからではないか」という仮説に向けて論じたものである。日本では,登録里親はいるものの,家庭養護を必要とする子どもとのマッチングがなかなかうまくいかず,委託率が増加しないという現状がある。この現状に対し,日本はどのような取り組みをしていくべきなのか考える。そして,家庭養護と施設養育の比較を行い,日本の家庭養護だけでなく,海外の家庭養護についても見ながら,そこから見える日本の家庭養護が抱える問題,そして,今後,この問題に対してどのようなアプローチが出来るのか,委託率をさらに増加させるにはどのような取り組みが必要なのか考察し述べていく |
| 講評 | 日本における里親委託率が低い現状に着目し、さまざまなタイミングにおいて課題があることが明らかとなった。反対する実親に対する啓発活動、乳児・幼児の里親委託を医療との連携による促進など非常に現実的な指摘ができている点は評価できる。 |
| キーワード１ | 家庭養護 |
| キーワード２ | 里親 |
| キーワード３ | |
| キーワード４ | |
| キーワード５ | |
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