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学科 社会福祉学科
年度 2019
ゼミ名 永田 祐
タイトル 災害復興におけるソーシャルキャピタルと自治体間連携
内容  「災害大国」と呼ばれる我が国は地震や火山噴火、大洪水など様々な自然災害に見舞われてきた。2011年に起こった東日本大震災や2016年の御嶽山噴火、2018年の西日本豪雨など多大な損害を与えた自然災害は記憶に新しい。そしてこれらのような自然災害が私たちの身近な存在であるという認識を社会全体に広げた。また近い将来には日本全土に影響を及ぼすとされている、南海トラフ地震のリスクも年々増してきており、この高まりに対していかに対応していくべきなのかが問われている。自然災害は、広範囲に及ぶ被害によって日常生活が損なわれるような影響を多くの人が集団的に受ける出来事である。つまり大規模な自然災害は大きな社会変化をもたらすものであり、この変化から日常を立て直すためには暮らしを営むコミュニティが対応することが不可欠であり、地域福祉の観点から対応していく必要があるのではないかと私は考えた。本論文では、個人的な社会的つながりを表すソーシャルキャピタルとともに地域同士のつながりである自治体間連携に着目し、災害復興を早めるために何が必要なのか、それを得るためには平時から必要なコミュニティの在り方を論じる。
講評  「災害復興におけるソーシャルキャピタルと自治体間連携」について取り組みました。災害復興におけるソーシャルキャピタルの役割に着目し、その長短をまとめ、負の側面に対する対応策として自治体間連携に着目しました。ソーシャルキャピタルは、災害復興に限らずこれからの地域づくりのキーワードですが、論文で考察したような負の側面もあります。そうした負の側面を補完するのが行政の役割であり、安部さんには、行政福祉職としてその役割を果たすことを期待しています。
キーワード1 災害復興
キーワード2 ソーシャルキャピタル
キーワード3 自治体間連携
キーワード4 カウンターパート方式
キーワード5  
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