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学科 社会福祉学科
年度 2019
ゼミ名 永田 祐
タイトル 日本の福祉に対する思い込み
内容  近年、ニュースでは福祉に関するネガティブな報道が頻繁になされている。過剰な報道によって福祉問題の事実を理解できている人は少ない。すべての原因はメディアにあるのではなく人間の本能によって勘違いや思い込みが生まれる。勘違いや思い込みがあると、問題の根本的な解決に至らない。「少年犯罪」「生活保護の不正受給」の2つの問題において世間のイメージと実際は大きく乖離しているように感じられる。
 本論文ではこの2点の問題についてイメージ調査を行い、結果と現状を比較し思い込み、勘違いについて人間の本能を明らかにする。また、間違った認識によって起こる厳罰化を求める世論などについて取り上げ、それぞれの問題で根本的な解決のためには何が必要なのかについて考察する。
講評  日本の福祉に対する「思い込み」を実際の調査から明らかにしました。論文では、私たちが事実をいかに歪曲してとらえ、そのために正しい判断ができなくなっているのかを少年犯罪や生活保護の不正受給といった題材から鮮やかに描き出すことができました。こうした認識のバイアスは、あらゆる社会問題に共通していることであり、これからも社会人として冷静かつ的確に問題とらえ、解決する人材として活躍されることを期待しています。
キーワード1 少年犯罪
キーワード2 メディア
キーワード3 思い込み
キーワード4 生活保護
キーワード5  
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