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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 民生委員のソーシャルアクションから見る役割の変遷とこれからの活動の課題 ―100年の歴史を振り返って― |
内容 | 民生委員制度は、大正6(1917)年に岡山県で誕生した「済世顧問制度」を始まりとする。翌大正7(1918)年には大阪府で「方面委員制度」が発足し、1928(昭和 3)年には方面委員制度が全国に普及した。昭和21(1946)年、民生委員令の公布により名称が現在の「民生委員」に改められた。 平成29 (2017)年に済世顧問制度から数えて100周年を迎えた民生委員制度は、一貫して生活困窮者の支援に取り組むとともに、時代の変化に応じて新たな活動に取り組むなど、地域の福祉増進のために常に重要な役割を果たしてきた。時代の変化に伴い、ネット社会による地域のつながりの希薄化などが進み民生委員の活動の重要度は年々上がってきている。しかし、それと比例し、役割も増大し、ボランティアとしての域を超えてきている。 そうして、民生委員が敬遠されるようになった現在、あくまでもアマチュアである民生委員に対して、プロである行政や社会福祉協議会のソーシャルワーカーたちがどのようなケアを行えるか本論分では考察したい。 |
講評 | 民生委員のソーシャルアクションから見る役割の変遷とこれからの活動の課題について取り組みました。100年を超える歴史の中で、日本独自の制度である民生委員は、様々な社会問題の解決に民間の立場で取り組んできました。考えてみれば、民生委員だけでなく、福祉を変えていく原動力は民間の力です。その力を結集する社会福祉協議会で、大いに活躍されることを期待しています。 |
キーワード1 | ソーシャルアクション |
キーワード2 | 社会的孤立 |
キーワード3 | 全国一斉モニター調査 |
キーワード4 | |
キーワード5 | 民生児童委員 |
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