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学科 メディア学科
年度 2019
ゼミ名 佐伯 順子
タイトル YouTuberはなぜ、どのようにしてアイドルになったのか
内容  21世紀になった今日、インターネットから誕生した人気者である“YouTuber”が、なぜ、どのようにして動画投稿者からアイドルになったのかを探る。また、彼らの動画を見る人たちが、視聴者からファンという関係に変化する要因も探る。YouTuberという明確な定義が定められていない存在の定義を明確にし、日本のYouTuberである2組を例に挙げて、彼らの動画内容や人柄に注目した。すると、彼らが持つスター性とも言える人柄や動画への情熱、これまでの地道な積み重ねが多くの人の心を魅了し、そこにSNSの波及力が助長したことが大きな要因であると分かった。投稿者のことを好きな人同士がネット上で繋がったり、ファンクラブを設立することで、より彼らが特別な存在に感じられ、より「好き」を強めていた。彼らはアイドル同等の活動をすることで、「動画投稿者と視聴者」という関係から、昔から存在する「アイドルとファン」という関係性にのっとって、人気を確立していた。
講評 メディア学科佐伯ゼミでは、映像分析、新聞、雑誌記事の研究に加えて、最新のメディア状況をふまえての卒論が増加しており、今年度は全21本のうち、SNSをテーマにした論文が7割近くに増加した。ただし、佐伯ゼミの主題は「文化とコミュニケーション」分野であるため、新聞、雑誌記事の調査、映像表象分析とSNS上の情報の調査を組み合わせた卒論、アイドル文化やスポーツ文化との関係からSNSを研究する卒論が特徴である。ジェンダーとメディアがゼミの主要テーマのひとつでもあるので、ファッション、ボディ・イメージ、食文化、タカラジェンヌ、LGBTに関するテレビドラマ、フェミニズム映画と、女性に関心が高いテーマが多いのも特徴であるが、ジェンダー以外にも、「バスる」という現象、You Tuberのアイドル化、5Gの可能性、eスポーツ、「族」から「系」への変化など、最新の社会現象をとらえた論文も一定の成果をあげている。若い学生の関心の中心がSNSに移るなかで、新聞、特に地方新聞についての卒論が出たのは、同志社新聞学の歴史を継承する上でも、新聞メディアの将来を考える上でも貴重であった。
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キーワード3 アイドルとファン
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