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学科 | メディア学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 伊藤 高史 |
タイトル | 「女性記者を取り巻く労働環境 ―上毛新聞社に見る女性記者の働き方―」 |
内容 | 働き方改革が進む日本社会の中で、新聞記者の働き方は、いまだに長時間労働、肉体労働の蔓延る、日本のあしき慣行とも呼べる働き方が横行しているのではないかという問題意識から新聞記者を研究するにいたった。 さらに男女平等社会の流れの中で、女性記者の数は増加している。男性優位の新聞社の労働環境において「女性記者の働き方」に焦点を当てて研究をすることで、新聞社の古い体質を改め、新聞社の新たな働き方を見つけだすことができると考えた。この研究では「近い将来、記者の仕事は、性別の垣根のない職業になる」という仮説のもと、研究を行った。新聞社における女性記者採用状況の推移と労働環境に関する先行研究を行い、本論で、筆者の出身地である群馬県の地方紙「上毛新聞社」の記者へのインタビューを通じて,女性記者を取り巻く労働環境の現状や課題,さらには将来展望について実証的に明らかにしている。 |
講評 | 就職予定の企業の人々にインタビュー調査を行い,女性記者の労働環境における現状と課題を明らかにするという,自分の強みを生かしたよいテーマ設定でした。女性記者の現状を要約した2章は役所の報告書の再掲載のような感じであまりおもしろくありませんでしたが,実際にインタビュー調査を行った3章は興味深い「読み物」になったと思います。結論のところで,もう少し考察を深めることができるとさらによかったです。 |
キーワード1 | 女性記者 |
キーワード2 | 働き方 |
キーワード3 | 労働環境 |
キーワード4 | 男女平等 |
キーワード5 | 新聞社 |
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