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学科 | メディア学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 伊藤 高史 |
タイトル | 「デッサンにおける『気づき』の重要性と、 観察力と記号的表現との関連] |
内容 | デッサンは画力向上の手段として広く認められており、特に『観察力』がデッサンの訓練を通して向上することが各所で述べられている。しかし、その観察力がどのように育まれ、画力向上にどのように生かされているのかという事はあまり広く理解されていないように思われる。この研究においては実際にデッサンの講師をされている方に対してインタビューを行い、それを元に、先に挙げた疑問点について考察することが主な内容となっている。実際にインタビューを行い、そこから考察をした結果、デッサンで育まれる観察力について、「観察力はデッサンの訓練の中での気づきを通し、体感的に理解する事を繰り返すことで養われる」「観察力は『目に入る情報を自然と客観的に読み取れる力』であり、画力向上において、『現実に即したデフォルメされた線をデザインすることができる』という点で役に立つ」という結論が得られた。 |
講評 | 自分が通っていたデッサン学校での経験から問題意識を深め,その学校での人脈を生かしたインタビュー調査を行って卒業論文を完成していただきました。問題を自分の生活の中から見つけたこと,自分の経験で得た人脈を生かして卒論を書いてくれたことはとてもよかったと思います。なかなかどこに問題があるのか,最後まで悩み,議論の軸が定まらなかったようですが,最後はうまくまとめてくれたと思います。 |
キーワード1 | デッサン |
キーワード2 | 観察力 |
キーワード3 | 体感的理解 |
キーワード4 | 記号的表現 |
キーワード5 | |
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