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学科 メディア学科
年度 2019
ゼミ名 伊藤 高史
タイトル SNSコミュニケーションにおける 自己の「編集と修正」とその動機について
内容 この研究では、SNSによる「自己の編集」が、人間の対面的コミュニケーションに及ぼす影響について、先行研究とインタビュー調査を行った。対面コミュニケーションとSNSで行われるコミュニケーションを比較しながら彼らの会話の中に潜む心理や本音を引き出し、考察を行った。本稿で得られた知見によれば,SNS上では確かに人々が「自己の編集と修正」を過剰に行い、その影響が会話までに及ぼされている可能性があると考える。しかし、その動機は単に「自分をよりよく見せたい」という願望が強くなりすぎたわけではなく、相手の様子が分からない想像上のコミュニケーションから生まれた、恐怖心や不安によって自己開示ができないことが原因なのではないかという結論に至った。
講評 人と人をつなげるSNSによって,むしろ人は対人関係に疲れて孤独を感じる,という直感的に感じることをなんとか社会科学的に考察しようとした意欲的な卒論でした。先行研究をもう少し簡潔に要約した上で,論点を明確に提示できるとよかったです。また,もう少し多くの人にインタビュー調査を行い,その結果を整理して,先行研究での知見を絡めて考察できるとよいものになったと思います。
キーワード1 コミュニケーション
キーワード2 SNS
キーワード3 会話
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