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学科 メディア学科
年度 2019
ゼミ名 伊藤 高史
タイトル VOCALOID普及の背景 ―「ボカロ曲」に影響される人とされない人の違いから探る―
内容 近年、カラオケランキングの上位にランクインするまで普及した音楽ジャンル「ボカロ」。これまでボカロを代表する初音ミクの人気が広まった現象については既に多くの研究がされてきた。しかし、初音ミクが世に出てしばらく経ってからも「ボカロ」ファンは増えている。人ではなく「ボカロ」が歌うというスタイルは従来の音楽産業から考えれば革命的ともいえる大きな特徴であることは言うまでもなく、今日のメディア文化を考える上で,「ボカロ」が大きな示唆を与えてくれることは疑いがない。本稿では特に「ボカロ」に関心を持つ人とそうでない人を生み出す要因を、アンケート調査等によって実証的に明らかにしてきた。その結果、動画サイト利用率や利用目的の違い、アニメやバンドミュージックが好きな人など各々の趣味などが大きく関係するということが分かった。
講評 ボーカロイドという現代的なトピックを多角的な観点から調べて,その上で独自のアンケート調査によって考察を深めた興味深い卒業論文となりました。こうしたトピックはしばしば,トピックとなる対象の歴史的経緯などを調べて,あとは,感想文的なものをつけ足すだけに終わってしまいがちですが,ご自身の問題意識に沿った調査ができた点は高く評価できます。先行研究も多角的に行い,研究対象への情熱が伝わってくる卒論となりました。
キーワード1 ボーカロイド
キーワード2 音楽
キーワード3 インターネット
キーワード4 発信
キーワード5 動画
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