| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 産業関係学科 |
| 年度 | 2019 |
| ゼミ名 | 阿形 健司 |
| タイトル | 子育て支援について ―京都市の地域子育て支援事業から考える― |
| 内容 | 現在、職場の育児休業制度や保育所等の育児支援施策が豊富に存在する。しかし未だ子育てに関して、待機児童問題や長時間育児へのストレスなど負担を感じている保護者が多い。筆者は地域の子育て支援を有効活用すればより夫婦の生活内における負担が軽減され、生活の質が高まると考えた。だが、国の施策である「地域子育て支援拠点事業」や保育所を活用するメリットはあるものの、保育の質に対する不安や定員問題がつきまとう。そこで筆者の故郷にある「京都市子育て支援センターこどもみらい館」に着目した。ここは国内でも珍しい教育と福祉、保健医療の3つが兼ね備わった施設であり、その特色を生かした事業が地域住民や保育者に対して根強い人気をもたらしていることがわかった。検討の結果、夫婦の子育て負担を軽減するためには、「こどもみらい館」のような多様な支援を行える子育て支援事業を地域全体で進めるべきだと考えられる。 |
| 講評 | 地域社会における子育て支援のあり方を事例調査によって検討した論文。既存文献の確かなレビューに基づき、明確な問題意識をもって取り組んだ聞き取り調査を通じて、地域に密着した総合的な子育て支援の特徴と課題がよくわかる好著である。 |
| キーワード１ | 子育て支援 |
| キーワード２ | 地域社会 |
| キーワード３ | 保育者 |
| キーワード４ | |
| キーワード５ | |
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