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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 阿形 健司 |
タイトル | フランス人の考える「働くということ」 |
内容 | 各国で働き方の違いがあるが、それはそれぞれの国の人々が持つ考え方の違いからくるものではないか。 日本とフランスの労働状況の比較をすると、日本はフランスより長く働いていることが数値からわかる。フランスの就職活動は履歴書づくりからはじまり、自由な書式のフランスの履歴書は自分らしさが重要である。採用方法も日本と異なり、職種での採用になるため職場での人間関係も異なってくる。フランスの履歴書や就職活動から「自分らしさ」「個性」がより重要だとわかる。バカンスは仕事や日常のストレスから解放されリフレッシュする期間で、バカンスを楽しみに日々仕事を頑張っているともいえる。フランスでは食事を大事な時間としてとらえている。仕事や勉強と食事、日常とバカンス、というようにメリハリをつけ、切り替えている。ただ、日本人目線からのフランスの生活は店員のサービスの悪さ等、住みづらさを感じられる。働き方の違いは考え方の違いではあるが、人間のより奥深くにあるものであると考える。生まれてから大人になる過程で見聞きしたものから、「働くということ」「仕事」のイメージは組み立てられ、それが考え方・行動につながっていくのではないか。 |
講評 | 自らのフランス滞在経験を参照しつつ、フランス人と日本人との間に働き方の違いが生じる理由を考察した論文。「働き方」が問われる現在の日本において、他国での暮らし方を合わせ鏡として働くことの意味を再考させられて興味深い。 |
キーワード1 | 自分らしさ |
キーワード2 | バカンス |
キーワード3 | メリハリ |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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