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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 浦坂 純子 |
タイトル | 日本の労働獲得競争における特定技能の役割に関する考察 |
内容 | 本論文では、日本の労働環境のイメージ低下、東アジア全体の高齢化、アジアにおけるベトナム人労働力の獲得競争という三つの要因が、今後日本の労働力維持に大きく影響してくるのではないかという仮説を立て、実際に日本で外国人労働者として働いている者、日本以外の国で外国人労働者として働いている者に対する聞き取り調査の結果に照らし合わせて考察を加えた。 特に、ベトナム人労働力の獲得競争相手としての韓国の雇用許可制と、これまで様々な批判のあった日本の技能実習制度や、これに代わって新たに日本における外国人労働力獲得策として期待されている特定技能を比較することを通して、これからの特定技能の運用において予想される問題点や改善策について論じた。 |
講評 | 人手不足が深刻化する昨今、外国人労働者に寄せられる期待は大きいが、技能実習制度の問題が置き去りにされたまま、新たな在留資格「特定技能」が設けられるなど混乱は続いている。論点の絞り込みや方法論に難はあるものの、韓国の雇用許可制との比較や外国人労働者への聞きとり調査等、手立てを尽くして論じようとする姿勢はうかがえる。 |
キーワード1 | 労働獲得競争 |
キーワード2 | ベトナム人労働者 |
キーワード3 | 技能実習 |
キーワード4 | 雇用許可制 |
キーワード5 | 特定技能 |
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