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学科 産業関係学科
年度 2019
ゼミ名 浦坂 純子
タイトル 職場における身だしなみ-身だしなみの必要性とその理由-
内容  本論文では、職場で求められる身だしなみについて、働く上での必要性とその理由を解明する。「必要であるが、求められる身だしなみの度合いは業種や職種によって異なる」「必要であるが、求められる身だしなみの度合い性別によって異なる」という二つの検証仮説を立て、20代前半の社会人に聞き取り調査を実施した結果、業種や職種によって求められる身だしなみの程度に多少の違いはあったが、殆どの回答者が「職場で身だしなみを整えることは必要である」と考えており、その理由は「取引先やお客様にとっては自分が会社の代表なので、責任を持って信頼を得るためには身だしなみを整える必要がある」というものであった。
 また、例えばパンプスの強制着用のように、業務上そこまで求める必要があるのかという身だしなみもあるという事実が分かった。今後社会に出て働く人達や、現在社会人として働く人達にとって、「社会人としての責任を持ちつつ、自分自身が納得し、さらには周囲に不快感を与えない身だしなみ」を整えることについて、本論文が参考になるだろう。
講評  職場の身だしなみには一定の共通認識は存在するものの、時代や業種、職種、性別等によっても容易に変化し得るものであり、分析の軸が定めにくかったのではないか。学校の校則にも同様の問題があり、#KuTooに象徴されるように、身だしなみの本質から外れ、健康被害を無視してまでも強要される事例も少なくない。見直しの気運を期待したい。
キーワード1 オフィス
キーワード2 身だしなみ
キーワード3 印象
キーワード4 信頼
キーワード5 見た目
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