詳細 | |
---|---|
学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 浦坂 純子 |
タイトル | 精神障害者の就職における選択-自らの病状告知・未告知に関して- |
内容 | 精神障害者雇用の課題は「就職して働き続けること」である。そのため、精神障害者が就職する際、自らの病状を告知するか、未告知のまま働くかについて適切な選択をすることが重要である。本論文では、先行研究や事例、就労移行支援事業を展開している企業への聞き取り調査を通じて、どのような精神障害者が告知して働く、もしくは未告知のまま働くことに向いているかを明らかにすることを目的としている。 調査の結果、精神障害者は告知・未告知の選択以前に、告知・未告知のメリットとデメリットに関する情報、自らの障害に関する情報等を把握できていないことが分かった。そのような情報を把握しないまま就職活動をすると、「働き続けること」はできなくなる。情報を把握した上で就職活動をする場合、未告知でも長く働き続けることができるのは「自らの障害を管理できる人」であることが分かった。それ以外は告知したほうが継続して働くことができる。告知しても一般枠で配慮を受けながら働くことができるなど、精神障害者のニーズに合った企業があることが示唆された。その一方で、個別の精神障害者のニーズに合った情報が行き届いていないことも見受けられた。 |
講評 | 精神障害者雇用の課題は「就職して働き続けること」である。そのため、精神障害者が就職する際、自らの病状を告知するか、未告知のまま働くかについて適切な選択をすることが重要である。本論文では、先行研究や事例、就労移行支援事業を展開している企業への聞き取り調査を通じて、どのような精神障害者が告知して働く、もしくは未告知のまま働くことに向いているかを明らかにすることを目的としている。 |
キーワード1 | 障害者雇用 |
キーワード2 | 精神障害者 |
キーワード3 | 就職活動 |
キーワード4 | 就労移行支援 |
キーワード5 | |
戻 る |