詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 越水 雄二 |
タイトル | ココ・シャネルと女性の社会進出 |
内容 | 現代の日本は男女平等に向けてまた女性が不利にならない世の中の形成に向けて様々な政策を出したりと動いているが、それでも社会に出る上でまだまだ女性が不利だと思わざる事件が勃発しており、各メディアで報道されている。私自身も就職活動を行う上でも明らかに男性を優遇している企業にいくつか出会った。 もう少しで学生生活を終えるわけであるが、私たち女性は社会に出てどうすれば成功できるのだろうか。現代の日本では官僚や企業の管理職では圧倒的に男性のほうが多い。しかし女性でも社会で地位を確立している人は多くいる。そのような女性になるにはどうすればいいのかを、女性の社会進出に大きく影響を与え、亡くなった今でも誰もが知る人物、ココ・シャネルから考察していく。またココ・シャネルという人物を形成していった環境や生涯、彼女の恋愛面についても触れ、深くどのような女性であったのかを考察していく。 |
講評 | 「西洋教育文化ゼミ」では2019年度に14名が卒業論文を提出しました。テーマの設定は全く自由ですが、次に列挙する六つの傾向が認められる結果になりました。 第一に、イギリスの紅茶文化やコーヒーハウス、フランスのカフェといった、飲物を介した人びとのつながりの在り方から現代人の生活に必要なものを考えるテーマ。第二に、グリークラブと音楽史、柔道部と武道教育のように、大学で熱心に取り組んだ芸術やスポーツに関するテーマ。第三に、個人の教育思想と実践としてルドルフ・シュタイナーを2名がテーマにし、第四に、地域の教育文化として北欧の神話や学校教育制度と、北欧諸国と並んで子どもの幸福度が高いと言われるオランダが取り上げられました。第五に、フランスの映画や文学に関するテーマは、映画や舞台芸術への関心から選ばれたものです。そして、中世の女性観と女子教育や現代女性の生き方がテーマにされた背景には、ジェンダーをめぐる問題への関心があります。 以上の六つの柱からなる14の卒業論文には、調査と考察の視野の広さと深まりの点で差が見られるのは残念ですが、ゼミ生が自分の興味関心から執筆を進め、それぞれに可能な範囲で色々な工夫や努力をした跡が認められる点は良かったと私は思います。研究テーマについて各自が調べて考えた内容と、ゼミで中間報告と検討の議論を重ね、提出前には原稿を読み合い確認した経験などが、皆さんの財産になることを祈ります。 |
キーワード1 | ココ・シャネル |
キーワード2 | 女性の社会進出 |
キーワード3 | |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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