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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | ソクラテスと哲学教育 |
内容 | 本論文では、なぜ私たちは学ばなければならないのかということについて、ソクラテスと哲学教育を通して考察する。第1章では、ソクラテスの生い立ちや、当時のギリシャの風潮に触れつつ、ソクラテスの死までの活動について述べる。また、死刑判決を宣告された理由についても触れる。第2章では、ソクラテスの思想の中で、彼が最も大事にしていた「徳」と「対話」について、ソクラテスと対比させる形でソフィストもとりあげる。そして、ソクラテスの思想が哲学教育に繋がっているということについて述べる。第3章では、哲学教育を紹介し、その特徴と実践について、日本での哲学教育の実践の例を用いながら論じる。哲学教育を通して子どもにどのような効果が生まれるのかを論じる。 |
講評 | 本論文は、ソクラテスの教育活動を論じたうえで、それをふまえて今日の哲学教育について述べたものである。哲学教育は必ずしもソクラテスに根ざすものではないが、そこにはソクラテスのエートスが生かされている。本論文では、両者の対比は十分ではないにせよ、ソクラテスと哲学教育を結びつけている点が評価できる。 |
キーワード1 | 古代ギリシア |
キーワード2 | 問答法 |
キーワード3 | ソクラテス |
キーワード4 | 哲学教育 |
キーワード5 | 対話 |
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