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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | 生きがいとは何か ―フランクルと神谷美恵子の思想から― |
内容 | 人は何のために生きているのか、どうすればより生きがいを感じ、生きていくことができるのかという疑問から、フランクルと神谷美恵子の思想を中心に、生きがいとは何なのか、また、それはどのようにすれば感じることができるのかを考察する。第一章では、フランクルの人間学について述べる。とくに生きる意味と価値、人生が出す問いに答えること、価値を見出す条件、三つの価値体系について述べていく。第二章では、神谷美恵子の生きがい論を通して、生きがいを感じる心、生きがいを求める心、苦悩を引き受けること、新しい生きがいの発見について述べる。第三章では、フランクルと神谷の共通点と相違点をとりあげ、苦悩について考察し、最後に気づきの重要性について指摘する。 |
講評 | 本論文は、生きがいについて、フランクルと神谷美恵子をとりあげ、両者の比較をふくめながら議論したものである。両者の文献を丁寧に読み解き、生きがいの多面性を描き出している。さらに気づきと生きがいを結びつけた部分は重要な指摘になっている。 |
キーワード1 | フランクル |
キーワード2 | 神谷美恵子 |
キーワード3 | 苦悩 |
キーワード4 | 気づき |
キーワード5 | |
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