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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | 死生観の教育の必要性について |
内容 | 本稿は、エリザベス・キューブラー・ロスとアルフォンス・デーケンの二人の見解をもとに、子どもの実際の死への向き合い方を考察し、死生観の教育の必要性について論じたものである。第一章では子どもと死について、第二章では死の教育について、デーケンとキューブラー・ロスを参考に論じていく。また、第二章では日本で死の教育を行っている兵庫県での例を取り上げ、死の教育によって子供たちの死生観がどのように変化したのかを明らかにする。死というものは突然訪れたり、じわじわと追いつめるように近づいて来たりと、様々なアプローチの仕方で我々に襲いかかってくる。他人の死はどのような影響を子どもたちに与えるのか、その死というものを、いかにして子どもたちに伝えていくのか、死の教育によって死生観は変化するのかを考察する。特に本稿は死の教育のなかでも死生観の教育という点を取り上げる。 |
講評 | 本論文は、子どもにも死生観の教育が必要であるという観点から、キューブラー=ロスとデーケンの議論を中心にとりあげ、さらに日本での取り組みも調べ、死生観教育の意味を論じたものである。死の教育よりもむしろ死生観を確立するための教育の必要性を論じており、その点は、この論文の独自性である。 |
キーワード1 | 死の教育 |
キーワード2 | 死生観教育 |
キーワード3 | アルフォンス・デーケン |
キーワード4 | エリザベス・キューブラー・ロス |
キーワード5 | |
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