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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | アドラー心理学における勇気づけ |
内容 | 本論文では、アドラー心理学における「勇気づけ」について論じている。アドラー心理学では、勇気が不足しているために人間の問題は生じ、勇気づけによって人々がより社会に貢献する形で行動することができると考えられている。第1章では、アドラーの「勇気づけ」について論じている。人間の問題と勇気や勇気づけとの関係について明らかにした。第2章では、家庭内での勇気づけについて、夫婦間と子どもとの関係の2つに分けて考察した。親が担う家庭内教育での役目について明らかにした。第3章では、学校内での勇気づけについて、学校教育の役割、教師が実際にクラスの中で行える勇気づけと、子どもたちの勇気がさらに増大するような民主主義に基づいたクラス運営について論じた。勇気づけを伴った教育により、生涯にわたって勇気をもって問題に向き合い解決していく姿勢を養っていくことができるということを論じた。 |
講評 | 本論文は、アドラーの心理学について、勇気づけを中心に家庭教育と学校教育に分けて論じたものである。アドラーの多くの文献を読みこなしているだけでなく、日本の研究者や実践家の議論をふまえて議論をしている点が評価できる。 |
キーワード1 | アドラー |
キーワード2 | 勇気づけ |
キーワード3 | 家庭教育 |
キーワード4 | 学校教育 |
キーワード5 | |
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